【ヨーロッパ縦断⑥4/26-4/28】ポーランド2/2(アウシュビッツ)
ヨーロッパ縦断、ポーランド第2の都市【クラクフ】と、【アウシュビッツ強制収容所】
前回の記事はこちら↓
クラクフは友人に勧められたのもあったし、アウシュビッツへ行く基点だったので来たのですが、個人的には幸せを久しぶりに明確に感じた瞬間がありました。
今回も結構語り気味です。
■クラクフ
アウシュビッツへ行く際の基点でもあります。
ヴァヴェル城
織物会館
バルバカン
バルバカン入ったとこ。
聖マリア教会
織物会館の中。
ヴァヴェル城の中庭。
竜の洞窟の中。
ヴァヴェル城遠目から。
ワルシャワからクラクフまで(Flix bus)
Flix Busっていうドイツのバス会社を使います。
アプリで簡単に買えるので、Flix Busって検索してみてください。
https://itunes.apple.com/jp/app/flixbus-smart-bus-travel/id778437357?mt=8
わりとヨーロッパ中にバスのネットワークあるので、ヨーロッパを旅する時はとりあえずこれで検索してみれば大丈夫。
シェンゲン協定加盟国はイミグレーションもないので、隣の県に行く感覚で次の国行けますしね。
所要時間約5時間。7.9€。
バスステーションは僕の場合以下の通りです。
ワルシャワはいくつかバス停があって、アプリで選ぶようになってますし、それぞれの位置の確認もできるので、チケット買うときに確認したほうがいいです。
〇Warsaw Centrum
でっかいスターリン建築の博物館の前の駐車場みたいなところに、さりげなくFlix Busの看板あってその辺にバス待ちの人が溜まってるので、聞くのがいいと思います。
ヨーロッパの人、隣の県間隔で移動できるものの言語が違うので、特に若い世代の人は英語ペラペラ率超高いです。
↓でっかいスターリン建築とバス停
〇Krakow MDA
アウシュビッツ行くときもここから買うんで覚えておいてね。
Flix Busクレカで支払いしてたんですけど、急に僕のアカウントじゃクレカ払いできなくなるっていうトラブルありました。
でもこの記事を見つけて、Paypalで払うようにしたら通りました。
flixbusでクレジットカードが使えないときの対処法 | フィッシング・トラベルLABOLATORY
イーロン・マスクは偉大だ。。。
あとキャンセルすると返金されないけど、料金分の割引券送られてきたりするので、適宜ググるといいですね。
アプリ英語対応してるのに、キャンセル画面だと急にドイツ語なんですよ。なんだそれ。
Przystanek Pierogarnia
この店名をなんと読むのか。
僕もわかりません泣
自分の中では「ピエロガルニエ」ってことになってます。
宿のスタッフに安いごはん屋教えてって言って教えてもらいました。
殆ど席なくて立ち食いみたいな感じ(椅子あるけど)の雰囲気です。
(お姉さんごめんなさい…)
でも外に席いくつか出てました。
おいしかったし安いし、クレカ対応してましたよ!
場所シェアしときますね。
■屋台で感じた幸せ
はい、語りのコーナーです。
語り嫌いな人と、純粋に旅情報欲しい人はここパスしてください笑
ヴァヴェル城を中心に見どころがあるクラクフですけど、城近くの川沿いに屋台がでてました。
しかもめっちゃいい天気で、川沿いでみんな寝てるんですよ。
これはもう最高。
すごいお金節約してたし、ユーロ圏以外では現金使いきるとキャッシングなり両替なりしなくちゃいけなくなって面倒だったんで、なおのことお金あんまり使いたくなかったんですけど、ビールとポテトがめちゃおいしそうだったんで買わずにはいられませんでした。
(飲みかけの写真なのは許して欲しいですね)
まあ結論から言えば買って正解。
ポテト食べてビール飲んで、いい天気の中川沿いで寝る。
もう超幸せでした。生きてる実感が湧いてくる。
久しぶりにロンドンで感じた幸せ思い出しました。
これ現時点での僕の持論なんですけど、幸せになるためには人間2つの力が必要だと思うんですよ。
1. 現状に満足しない力
2. 現状に満足する力
なんか変なこと言ってる気がするかもしれないですけど。
現状に満足しない力。現状に満足しないから、上を目指せる。
常に上を目指してバリバリ動いて、スキル、名声、地位、その他多くのモノを手に入れる。
それって人間にとって一つの原動力だと思いますし、現状に満足しないから僕だって旅に出るんです。
でも、それだけじゃ幸せになれないと思うんですよね。
現状に満足する力。今あるもので満ち足りる力。日常に幸せを見つける力。これも欠かせないと思うんです。
川岸でビールとポテト食べて寝転がるって。
いくらお金使いたくないって言ったって、これ500円くらいです。
(あと足りなかったのは、隣でこの風景を共有してくれる友達や恋人、家族がいなかったことくらいです。(泣))
幸せって、お金で買えることもあるし、買えないこともある。
自ら進んでつかみに行く必要があるときもあれば、与えられているものの中から見出す必要があるときもある。
たった500円だし、確かに海外にいるけど、それ以外特別なことなんてしてません。
でも確かに僕にとって極上の幸せはそこにありました。
自分のやりたいことなんてわかんない、自分にとって幸せってなんだって言い続ける一年を送るくらいなら、この経験をしただけでも休学した価値あったなって思いました。
2、3時間はごろごろしながらビール飲んでこんなこと考えてました。
ま、要はバランス感覚が大事なんじゃないかってことです。
ちなみにこのブログのURLはsppiningtopですが、これ「コマ」っていう意味です。
あのくるくる回るおもちゃね。
現状に満足するって、自分的には歩みを止めるってことじゃないんです。
むしろ日常の中の幸せをかみしめようとする能動的な行為なんです。
コマって、動きつづけないとバランスを失って立ってられなくなるじゃないですか。
ああコレ自分の人生のモットーとしていいなあと思って、そんな願いが込められてます。
アイコンもコマを意識して作りました。ただデザインが微妙なので、そのうち自分の写真にするか作り直すかしたいです(泣)
■アウシュビッツ強制収容所
すごいガリガリに痩せた人たちの写真や、殺された女の人たちの大量の髪の毛、実際に人が大量に殺されたガス室など、もちろん酷いものはたくさんありました。
心にくるものは当然あります。
でも、視覚的に直視できないというものはあまりありません。
もし迷っているならぜひ皆様勇気を出していってください。
というのも僕ほんとに怖いの苦手なんですよ。
小学生時代、先生に社会科の時間に教室のドアとカーテンを全部閉められて、部屋を暗くされて。
みんなテレビの前に集まってーって、ビデオ見させられるんですけど。
これがアウシュビッツの動画だったり、原爆やはだしのゲンの動画だったりするんです。
目を背けちゃいけないのわかってるんですけど、内容はやっぱその分衝撃的じゃないですか。結構モロに酷い映像が映るんです。小学校5年だか6年の僕はそれ以来トラウマになっちゃって。
高校の修学旅行で原爆資料館に行ったんですけど、怖すぎて、目を閉じて友達につかまって抜けました。
そんな僕なんでアウシュビッツまじで嫌だったんですけど、
でも特に日本ではこれから戦争の悲劇を直接体験した方々が亡くなっていく中、次の世代がしっかり直視しないとダメだと思ったんです。
日本は平和でも、他国がそうじゃないから、憲法9条改正の話題が出てくる。
日本が戦争に巻き込まれない可能性だってまだ全く否定できないのが世界情勢じゃないですか。
だからまあちょっと勇気だしました。
一人でとか絶対無理だと思ったんですが、ツアー客たくさんいたので、ツアー客に交じることで怖さを抑えられました。
■アウシュビッツ予約方法
ツアーで行くのでも、個人で行くのでも予約が必要です。
ツアーで行く人がたぶんほとんどで、そういう人はこの記事にたどりつかないと思うので、個人で行く人向けに書きます。
個人で行く人は無料です、無料ですが予約必要です。
荷物預け費用4zlだけかかります。
予約必要です。大事なので3回言いました。笑
意外に予約方法めんどかったんで書いときます。
公式サイト↓
に入ったら、Reservationをクリック。
下の方のvisit for individualのNextをクリック。
ロボットじゃないかの認証があると思いますけど、
そのあとに出てくるカレンダーで行きたい日をクリック。
そしたら、入場時刻の候補でてくると思うので↓
Tour for individual without an educaterのやつをクリック。
あとは個人情報とか名前とかメアドとか書いておしまい。
PDFとしてチケットがメールで送られてきます。
結構時間も枠も限られてるのがわかると思いますので、お早めに。
クラクフからアウシュビッツまでの行き方
バスターミナルで、「Oswiescim(オシフィエンチム)」行きのチケットを買います。
アウシュビッツは強制収容所の名前、オシフィエンチムは強制収容所がある町の名前です。
でもちゃんとアウシュビッツで止まります。
所要時間約1時間30分。片道14zl(約500円)
行ってからの第二強制収容所ビルケナウまでの無料シャトルバスや、感じたことについては割愛します。
行けばわかるでしょうし、ここで感じたことは下手に口に出すと、失われてしまいそうな危うさを孕んでいる気がするので辞めておきます。
クラクフについても、もう結構記事長くなったのでいいですかね。
(こっちはめんどがっただけ笑)
■Express Hostel
2泊で15€。
ベッドが少し狭かったりキッチン火が使えなかったりしますけど、ここのバスルーム今まで泊ったホステルの中で最上級にキレイでした。
■出費
生活費 30.45zl
観光費 7zl
移動費 28zl
宿泊費2泊 15€
一泊あたり大体2000円くらい。
このコーナー毎回都市間移動費とお土産費用抜いてますけど、
宿泊費も観光費もアウシュビッツへの往復も含んでるんで、
ホステルとバスを利用すればいかに中欧が安く旅できるかわかってもらえると思います。
■あとがき
今回は語りすぎたのでパス。
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