【ヨーロッパ縦断⑧5/2-5/4】オーストリア
ーヨーロッパ縦断7カ国目は【オーストリア】のウィーンです。
4€で観られる激安だけど最高級のオペラの話です。
前の記事はこちら↓
ウィーンですよ。
なんだか高尚なニオイがしますね。
ヨーロッパの都市って言語の違いのせいで、同じアルファベットなのに表記が二種類あったりしてややこしいです。WienとVienna、PrahaとPrague。
日本語ネイティブからすると少し変な感じがします。
どうでもいいですかね。。
■プラハからウィーンまで
FlixBus所要時間4時間20分で16€。
〇Vienna Erdberg(バスターミナル)
■公共交通機関
頑張れば歩けないほどではないけれど、バスターミナルから宿までバックパック背負って歩くのはかなり辛い距離だったし、結構旅の疲れも溜まってきていたので、48時間券を買いました。14.1€。
ウィーンのメトロは日本でイメージする改札がなくて、その代わり抜き打ち検査みたいので有効なチケットを持ってないことが発覚したら罰金っていう制度です。
点検に遭遇したって話聞いたことないし、そんな頻繁にできるわけない、特にラッシュ時に抜き打ち検査なんてできるわけないと思うので、ほんとにザル。
切符に打刻するやつがあるので、48時間券も切符も使うときは初めに打刻!!
■ウィーンのみどころ
〇市庁舎
クリスマスマーケットが有名みたいですけど、僕が行ったときは全然お店とかありませんでした。
でもライトアップがキレイだった。
〇シェーンブルン宮殿
僕理系だったんで高校の時に世界史ほんの少ししかやってないんですよね。
だからハプスブルグ家がどうのこうのですごいんだって言われても全然わかんなくて、世界史勉強しようって決心しましたよね。
〇ベルヴェデーレ宮殿
〇シュテファン寺院
なんかガイドブックに載ってた写真より青くなかった。。。
■ザッハトルテ
スイーツとかに疎い僕は知らなかったんですけど、ザッハトルテっていうチョコケーキが有名なんですね。
ただ、ホテル・ザッハのカフェと、デメルっていうカフェで「発祥はウチだ!」って言い合いになって裁判沙汰になった結果、今は両方に販売権が認められているみたいです。
デメルのザッハトルテは日本でも食べられるとか聞いたけど、そっちのほうが安かったからデメルで食べました。
■4€でオペラ鑑賞!!
もうウィーンの思い出と言えば自分的にはコレ。
チケットの詳しい取り方とかは他の人の記事まかせ↓(笑)
まあ要するに、立見席を当日券として開演の80分前くらいに格安で売ってくれるんです。
3€の席と4€の席があります。
すごい並ぶと聞いていたのでダメモトの気持ちで90分前くらいに行ったら、案の定かなり並んでて。
うわー無理かなーって、前に並んでたロシア人(仮称アレク)旅行客とずっと話してたんですけど、以外に列が進むスピードが早くて。余裕でとれちゃいました!
まあ平日だったのもあるかもしれません。
〇ドレスコード
自分の手持ちの中で一番マシな黒のチノパンと黒のトレーナーで行きました。
でも、立見席にはすごい柄のTシャツの人とかいて、立見席に関してはドレスコードあってないようなものでした。
ただ地元の人らしき人たちはちゃんとした服を着ていたので、やはりある程度の敬意は持っていくべきかなあって。
ドレスコードを気にする非日常性の中でしか味わえない経験もありますしね。
〇席取り
チケットを買ったらもう開場しているので、荷物をカウンターに預けて(無料)、立ち見席へ急ぎます。
手すりがあるのですが、手すりに自分のスカーフを巻いておくことで自分の場所を確保すれば開演までお手洗いや、カフェに行っても大丈夫。
ただ、そんなスカーフを持っているわけはない、僕とアレク。
えーどうしようとか言ってたら、場内スタッフのお姉さんが、プログラム(じゃばらみたいになってて広げると縦に長くなるやつ)の紙を二つに裂いて僕らにくれて。
その紙をスカーフの代わりにしなさいって笑顔。
…え、優しすぎない?
てかそんなカジュアルでいいの??笑
〇演目『Andrea Chenier(アンドレア・シェニエ)』
あんまり僕の耳にはなじみのない演目でした。
フランス革命のときのお話です。
3部構成で3時間。いくら幕間に休憩があるって言っても、長時間の立ち見はしんどい。
開演前にウィキであらすじ調べました。
ちなみに手すりのところに2人に1個モニターがついてて、ドイツ語表示にするか英語表示にするかは隣人と相談ですが、オペラに合わせて字幕が表示されます。
■Zum Goldenen Kegel Hostel
2泊で32€。
1泊2000円かあ。でもウィーンは物価高いし、こんなもんですね。
ただかなりキレイでした。キッチン広いし。
まあシャワーちょっと水びたしになりがちですが、ホステルあるあるですしね。
■あとがき
ウィーン実はあんまり滞在時間長くなかったんですよね。
物価が高いから長くいたくなかったっていうのもあるし、隣国に日帰り旅行してたっていうのもあるし(次回の記事)。
食べ物はウィーナーシュニッツェルっていうカツレツ食べたかったんですけど高くて。
でもスーパーのお惣菜コーナーでお姉さんに頼んだらウィーナーシュニッツェルをパンに挟んで売ってくれて。
これ安かったし美味しかった。
あと宿で、一人で旅してる韓国人のおばちゃんがいて。
自分の母親より歳いってると思うんですけど。
正直英語が下手で全然会話できなくて、しかもなんか図々しくて(笑)
でも年とってからでも女性でも英語ができなくても、多少図々しいくらいの芯の強さと行きたいって気持ちさえあれば、旅はできるんだなって思いました。
こうやって自由に旅ができているのは完全に親のおかげだし、将来海外旅行をプレゼントするのが夢になりました。
このおばちゃんみたいに歳をとってからでも、世界には、人生にはもっとすげえものがあるってことを体験させてあげたいな。
次回はウィーンからの日帰り旅行【スロヴァキア】へ!
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