【ヨーロッパ縦断④4/22-24】リトアニアと十字架の丘
ヨーロッパ縦断4カ国目は【リトアニア】です!
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最近、「ちゃんとブログ読んでるよ!!」って言ってくれる人がいて、嬉しい限りです。
誰か一人にでも、内なる海外への興味を刺激できたら、ほんとに嬉しい。
(嬉しいしか言えない語彙力)
さあ、さてさて今回はバルト3国最後の国リトアニアです!
実はこの国どうしても行きたい場所があったんです。
■シャウレイと十字架の丘
「十字架の丘」これです!!
やばくないですか、このインパクト!!!
僕も詳しく歴史を調べていったわけじゃないんですけど、
ソ連統治下における非暴力の抵抗が、十字架の丘をここまで成長させたみたいです。
旧ソ連の国に行くと旧KGB(旧ソ連秘密警察)の建物や、ソ連時代の悲劇を伝える博物館などに出くわすことがあります。
ただでさえ考えさせられることもある中で、
この十字架の丘は見た目のインパクトだけではない、何か別のインパクトをもたらしてくれたように思います。
リガから十字架の丘への行き方
まずはリトアニア北部のシャウレイという町に向かいます。
Lux Express(前回記事参照してください!)でリガのバスターミナルから約2時間12€。
シャウレイのバスターミナルに着きます。
ここでローカルのバスに乗り換えて向かいます。
ただ意外にバスの時間がそれなりに空いたりします。
シャウレイの町自体実はあんまりみるところないので、バスターミナルに併設されているショッピングモールをぶらぶらしたり、ハンバーガー屋で待ってたりしました。
Hes Burgerっていうハンバーガー屋、コンセントもあるしWi-Fiも速いし日記書いてたらあっという間にバス来ました。
ローカルバス片道約15分0.9€です。バスの運転手から乗車時に買います。
ちなみに僕は学割の存在を復路で知り、0.45€になりました。
荷物はシャウレイのバスターミナルの中に荷物預け所があるので預けましょう。
(有料なんですけど、僕荷物預け所の存在に気づかなくて、チケット売り場の窓口で預かってもらっちゃいました…。常態化すると旅人の評判落としちゃうので、お金払って預けてください…。何が言いたいかっていうと、値段わかんないです笑)
ドマンタイ(Domantai)というバス停に着いて、そこから少し歩きます。
意外に人降りないので、バスの運転手にドマンタイで降りるってアピっておくか、Google Map見といた方がいいかもしれません。
十字架の丘が見えるまで、野原!って感じの道でした。
なんか写真暗いな。。。
■首都ヴィリニュス(Vilnius)
シャウレイから首都のヴィリニュスに移ります。
十字架の丘目当てなら、シャウレイは立ち寄りで大丈夫。
バスより電車の方が安かった(と思っていた。。。)ので、電車で移動しました。
この旅で市内観光のメトロを除く都市間移動で電車使ったのは、こことギリシャでの計2回のみです。
シャウレイからヴィリニュス
バスターミナルの近くにシャウレイの駅はあります。
改札無くてザルでした。。。
(その代わり乗ってからチケット確認ありますよ!)
ネットでチケット買いましたけど、駅内でも買えるので、あんまり神経質にならなくても大丈夫だと思います。
Lithuanian Railways | E.ticket
時刻表調べとくのはいいかもしれないです。
所要時間約2.5時間。
電車内でトラブった!!!!
いやーStudent価格で半額の5.8€って言うから安!と思って、買ったんですけどね、
電車座ってたら係りのおばちゃんが来て、チケットと学生証見せろっていうから、国際学生証見せたら、うーんみたいな顔したものの、まあいいかっていう感じで去って行ったんです。
しばらくしたら、おじちゃん引き連れて帰ってきて、もう一回見せろって言われて。
なにやら、おばちゃんとおじちゃんで話始める。…なんだかやばい予感
そしたらもう一人おじちゃん来て、3人で話始める。
この人たち全然英語喋れなくて、何言ってるか全然わかんなかったけど、とりあえず自分の立場がやばそうなことはわかる。
結果から言うと、EU内の学生じゃないと割引効かなかったみたいなんです。
で、全額分車内で払わされまして。
しかも車内決済手数料ということで、手数料とられたので、元の全額よりも多く払わされました。
今サイトみたら確かにそう書いてあったんですけど、現地では小さいiPhoneの画面で、しかもところどころリトアニア語まじりのサイトだったんで見つけられなかったんですよね。皆様ご注意ください。
ただ、近くの席にすわっていたお姉さんとおばさんが事態を察して、リトアニア語がしゃべれない僕に代わって、係員の人たちに「国際学生証なのに有効じゃないとか、おかしくない?」って反論してくれたんですよね。
僕が悪いんですけど、でも、見ず知らずのしかもちょっと薄汚い外国人のために、そうやって反論してくれた彼女たちの優しさを僕は次に繋いでいきたいなと思いました。
ヴィリニュス
実はゲディミナス城っていう一番の観光名所が工事中で入れませんでした…
個人的には3つの十字架の丘っていうところからの景色が良かったです。
最初のインスタのやつは聖ヨハネ協会の鐘楼から撮ったけど。
ただまあなんか、タリン・リガ・ヴィリニュスの順で段々旧市街と新市街の境目があいまいになっていくので、観光地としてはなんとなくつかみどころのない場所だったなーというのが正直な感想です。
日帰りでトゥラカイっていう湖に浮かぶお城がある場所に行ったりするのもいいかもしれません。
が!!!
僕にはここヴィリニュスにも来たかった理由があるのです。
ウジュピス共和国と素敵な憲法
それがこのウジュピス共和国です。
国というものの、なんかジョーク国家みたいな場所で、
年に1回4/1だけはパスポートを提示する必要があるそうです笑
特に国感もないので、そこはあんまり期待しない方がいいかも…笑
(実は4/1以外でもパスポートにスタンプ押してくれるらしい!ほんとはパスポートのスタンプ欄に変なことしちゃいけないんだけど)
でもそのわけわかんない感じが旅心をくすぐるんだよなー…
それとウジュピスにはユーモラスな憲法があるんです。
他の方の記事ですが、ぜひ見てみてください。
ふざけてますが、憲法というものが国を形作る最重要文章だという観点からすれば、
むしろこれほど素敵な憲法もないかもしれません。
僕が一番心に刺さったのが、コレ。
32.誰もが自由について責任がある。
自由は与えられるものじゃない。責任を持たなければいけないものなんだよって。
自由なことをすれば、それ相応の責任をとりなさい…という風に解釈すべきものなのかもしれません。そしてそれもそれで正しいことな気はします。
でも僕にはこれが、
自分の人生で自由を得るためには「自分の人生に」責任をもつ必要がある。
また、自由な社会を維持していくために努力する責任は、人間全員にあるんだよ。
って、そんな風に聞こえてなりませんでした。
自分の人生に責任を持つ、そう思えば、周りが正しいと言うことや周りの期待に応えるのではなく、自分が正しいと思ったことをし、自分自身の期待に応える選択をせざるを得ない。結果的にそれが周りからみたら「自由」に見える。
自由ってこういうことなんじゃないかなあと、漠然と思う僕でした(完)
■Hostel Gate
宿はココ。2泊で17€でキレイだし、立地もGood!
■出費
生活費 17.46€
観光費 5€
交通費 14.4€
宿泊費2泊 17€
合計53.86€(1泊あたり26.93€)
よくよく考えたら国間交通費を入れて計算してなかったりするし、
この出費コーナー意味ないかな…。最後にまとめとして縦断総費用だけの投稿作ろうかな…。
■あとがき
ちょっと語り口調になっちゃいましたが、
僕が書きたいブログはこんな感じかもしれないです。
もし、「いやもうちょっと詳しく移動方法とか教えてよ!」っていう人いたらコメントかなんかくださいね!
実は十字架の丘で日本人の方と会いまして、そのあと1日ズレくらいでハンガリーまでほぼ同じルートを旅することになるんですが、ヴィリニュスでリトアニア料理をおごってもらいました。
ただツェペリナイめっちゃ胃もたれして、残しちゃいました。ほんとにすいません。。。
さてさて次は【ポーランド🇵🇱】!
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